4月25日(土曜)のXでは、介護報酬改定や厚労省の制度発表は目立たず、現役ケアマネ・介護福祉士の「現場の本音」が話題を集めました。理学療法士の給与が世代で半減した実体験、ケアマネが弔問の鉄則を破った日、施設選びは求人情報で見抜くべき—といった、処遇改善や認知症ケアにまつわる人間味の濃い投稿が中心です。本記事では特に反響が大きかった4本を取り上げます。
本日のハイライト
- ケアマネの弔問葛藤を綴った投稿が約1.7万回表示・リプライ10件
- 理学療法士の給与が「月給50万→半分」になった話は約5万回表示・471いいね
- 「親の施設選びは求人情報をチェックせよ」が約6千回表示で警鐘
- 福祉現場の年齢感覚は「100歳から本番」とのユーモア投稿も拡散
ケアマネが「弔問しない主義」を破った日
何が起きた?
主任ケアマネのぶらすろさんが4月25日午前、長年担当してきた利用者の看取り後に、自身が掲げてきた「弔問には行かない主義」を破って自宅を訪れ、家族と線香をあげて泣いた経験を投稿しました。プロとして感情に蓋をしてきたものの、足が勝手に動いた—という葛藤と、家族から感謝された一連の流れが綴られています。
注目の投稿
ぶらすろ(@blaslo01241)|主任ケアマネ/居宅・包括支援経験あり/Webライター兼
この投稿は約1万7千回表示され、13件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- kaigo_rabi(@kaigo_rabi):長く関わると弔問したくなる、つらい気持ちはよく分かる(📎 投稿を見る)
- のじのじ(@nojinoji_cw):感情に蓋をしていても動くのが、関係の深さの証(📎 投稿を見る)
反対・懸念の声
出典・一次情報
- 一次情報は投稿本人のX発信のみ(厚労省・自治体の公式発表ではありません)
- 関連情報として、ケアマネジメントオンライン等の業界メディアで「看取り後の家族支援」をテーマにした記事が継続的に取り上げられています
ポイント
ケアマネの感情労働は制度上の業務範囲外でありつつ、利用者・家族関係の深さを反映する。事業所単位での情緒的サポート体制も検討の余地があります。
理学療法士の給与「月給50万→半分」論争
何が起きた?
ケアマネ兼漫画家のケンさんが4月25日午前、自身がケアマネになる前のエピソードとして「理学療法士の試験受ける同僚が、上の世代は月給50万以上もらえたが、学校が増えて自分が受かっても半分くらいになると嘆いていた」という投稿を発信。給与水準の世代格差をめぐり、約5万回表示・471いいね・68リポストを記録しました。
注目の投稿
ケン(@LBomOmzwA7p8hba)|現役ケアマネ/介護漫画家
この投稿は約5万回表示され、68件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- taichi_suzuki_(@taichi_suzuki_):2005年までは「1日あたり」算定で高収入、2006年改定で20分1単位に厳格化された(📎 投稿を見る)
- toumitu3(@toumitu3):看護師・リハ職も氷河期世代の憧れ職だったが、養成校が増えすぎた(📎 投稿を見る)
反対・懸念の声
- rihasensei(@rihasensei):学費も高額で、給与水準だけでは語れない(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 一次情報は投稿本人と専門職のX発信のみ
- 診療報酬改定の経緯については厚生労働省「中央社会保険医療協議会(中医協)」資料、養成校数の推移は文部科学省「学校基本調査」でご確認ください
ポイント
リハ職の給与水準は診療報酬の単位算定方式と養成校数に大きく左右される構造的問題。介護職の処遇改善議論でも同じ「制度設計と需給バランス」の視点が重要です。
「親の施設選びは求人情報で見抜く」
何が起きた?
介護福祉士・介護会社役員のハレくんさんが4月25日午後、家族が介護施設を選ぶ際の判断基準として「求人情報で職員待遇を確認せよ」「低待遇の施設は避けるべき」と投稿。介護職の心の余裕が利用者品質に直結する—という観点から、家族目線で施設の本質を見抜く方法を提示しました。
注目の投稿
ハレくん | 介護職員の戦闘力が上がるブログ(@harekunoku)|介護福祉士/介護会社役員/ブログ8年目
この投稿は約6千回表示され、14件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- 理学療法士・家族層から「大事な視点」「参考になった」との反応が多数
出典・一次情報
- 一次情報は投稿本人のX発信のみ
- 介護施設の運営状況は、厚生労働省「介護サービス情報公表システム」(https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/)で各施設の人員配置・処遇改善加算の取得状況を確認できます
ポイント
求人票の賃金・賞与・休日数は、間接的に職員定着率や離職率を映します。施設選びの「見えない品質指標」として活用できる視点です。
福祉現場の年齢感覚「100歳から本番」
何が起きた?
社会福祉士×ケアマネの福祉のリアルさんが4月25日午後、福祉業界の年齢感覚を「80代はまだこれから、100歳から本番」とユーモアを交えて投稿。介護現場のあるある話として共感を集めました。
注目の投稿
福祉のリアル/ST×社会福祉士×ケアマネ(@fukushi_real)|社会福祉士×ケアマネ
この投稿は約2千回表示され、10件のリプライを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- 理学療法士・現役介護士から「わかる」「60代がうちでは新人」など、共感が多数寄せられました
出典・一次情報
- 一次情報は投稿本人のX発信のみ
- 高齢者人口・寿命に関する統計は厚生労働省「簡易生命表」「人口動態統計」、内閣府「高齢社会白書」でご確認ください
ポイント
平均寿命の延伸により、福祉現場では従来の「高齢者像」が刷新されつつある。サービス設計・職員教育の前提も継続的に見直しが必要です。
今日のまとめ
- ケアマネ・介護福祉士の「感情労働」と「プロ意識」の両立に関する投稿が中心
- 給与・待遇に関する世代格差や施設選びの本質を問う声が拡散
- 厚労省関連の制度発表は目立たず、現場の人間味あふれるエピソードが反響を集めた
全体として、4月25日の介護X空間は「人間力」「現場の余裕」をキーワードに動いた1日でした。事業所運営・人事担当者は、職員の心の余裕が利用者品質と求人魅力の両方に直結することを改めて認識しておきたいところです。
関連する質問(よくある疑問)
Q1. 介護施設の職員待遇を家族が事前に知る方法は?
A1. 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」で各施設の人員配置・処遇改善加算の取得状況が公開されています。求人サイトで募集中の賃金・福利厚生も間接的な参考指標になります。
Q2. ケアマネは利用者の看取り後に弔問する義務がありますか?
A2. ケアマネジャーの業務範囲に弔問は含まれません。事業所方針や個人の判断によりますが、感情労働として現場で議論が続いているテーマです。
Q3. 理学療法士・介護職の給与水準はどこで調べられますか?
A3. 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」で職種別賃金が公表されています。詳細は各自治体窓口/厚生労働省老健局公式サイトをご確認ください。

