6月20日前後のXで、訪問看護・在宅ケア連携をめぐる投稿が経営・制度・人材の各面で関心を集めました。大阪府議会では医療的ケア児者支援団体との意見交換を踏まえた一般質問が公明新聞に掲載され、相談コーディネーター設置を求める声が広がっています。同時に、現役訪問看護師から新人教育の難しさや、病棟から訪看・クリニックに移って生活が成り立つようになったという働き方の投稿も話題になりました。本記事では、訪問看護ステーション経営層・ケアマネ・在宅医に関わる4つの話題を、制度・経営・連携の視点で整理します。
本日のハイライト
- 大阪府議の医療的ケア児者支援質疑が公明新聞に掲載、94いいね・17リポストで関心拡散
- 現役訪問看護師の「新人教育が肩身狭くなった」投稿が1,010表示で共感を集める
- 病棟から訪看・クリニックへ移った看護師の働き方投稿に566表示の反響
大阪府議会で医療的ケア児者支援の質疑、相談コーディネーター設置に94いいね
何が起きた?
6月20日、大阪府議会議員のほり川裕子氏(@kiboukousaizan)が、公明新聞に同日付で一般質問の内容が掲載されたと投稿しました。投稿では、医療的ケア児者(人工呼吸器やたんの吸引など日常的に医療的ケアを要する子どもや若者)の支援団体との意見交換を踏まえ、山本博司前参議院議員に繋いでもらって府議会で質疑したと報告しています。あわせて「地域差なく相談できる体制を整える」と継続的な取り組みを表明しました。医療的ケア児者の在宅ケアにおいて、地域による相談支援体制の格差をどう埋めるかという、制度・連携の論点を提起する内容です。
注目の投稿
ほり川裕子 中道と共に🩵RICE 大阪府議会議員 八尾市選出(@kiboukousaizan)|大阪府議会議員
この投稿は約500回表示され、17件のリポストと94件のいいねを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
– はゆゆ(@hayuyu_kendo):障害を持つ子の家庭向け訪問介護を立ち上げた友人の例を挙げ、「相談できるコーディネーターの設置という取り組み是非お願いしたい」と賛意(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 公明新聞電子版「(地方議会定例会から)子どもの性暴力被害防止、医療的ケア児支援を訴え/大阪府議会 横道、堀川議員」2026年6月20日付 https://digital.komei-shimbun.jp/kmd/article/0320202606200701 (山本博司氏(@y_hiroshi_1209)の投稿で同記事が共有され、13件のリポストを集めています)
- 医療的ケア児支援の制度的根拠は「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(医療的ケア児支援法)」(こども家庭庁所管)
- 大阪府議会の会議録は大阪府議会公式サイトが一次情報となります
ポイント
医療的ケア児者支援において、地域差のない相談コーディネーター体制をどう構築するかは、訪問看護ステーション・行政・支援団体の連携設計の核心的論点といえます。
訪問看護師「新人教育が肩身狭くなった」、1,010表示で共感が広がる
何が起きた?
6月20日夜、訪問看護師のmayu氏(@mayupon_7777)が、新人教育について「教えることは嫌いじゃない。ただ、『どう伝えればいいんだろう』を考え続けることに疲れてしまった」「いつからだろ?こんなにも新人教育が肩身狭くなったのは」と投稿しました。投稿はリプライ5件を集め、訪問看護現場の教育担当者が抱える心理的負担に共感が広がっています。訪問看護ステーションの人材育成・定着という、経営に直結する論点です。
注目の投稿
mayu ∕ 訪問看護師💉❣️(@mayupon_7777)|訪問看護師
この投稿は約1,010回表示され、5件の返信を集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
– ひろやん(@4Hshiro):「同じように思うことあります」と教育担当としての共感を表明(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 訪問看護ステーションの新人看護師教育については、日本訪問看護財団・全国訪問看護事業協会等が標準的なプログラムを公表しています
- 訪問看護人材確保・教育に関する政策動向は、厚生労働省医政局看護課の関連通知・検討会資料が一次情報となります
ポイント
教育担当者の心理的負担を可視化し、複数名でのプリセプター体制やステーション間連携による研修分担を検討することが、経営・組織運営の観点で重要との指摘があります。
病棟から訪看・クリニックへ「生活していい職業だった」、看護師の働き方が566表示
何が起きた?
6月20日夜、看護師の限界ナースのゆあ氏(@yuana_nurse)が、病棟を辞めて訪問看護やクリニックに移ったところ「夜勤なし、委員会なし、謎の勉強会なし、休みの日の電話なしで、『え、看護師って人間として生活していい職業だったんだ』ってなった人いませんか」と投稿しました。投稿は引用リポストやリプライを集め、病棟と在宅・外来の働き方の差をめぐる議論に発展しています。訪問看護ステーションの人材確保・採用戦略に直結する話題です。
注目の投稿
限界ナースのゆあ(@yuana_nurse)|看護師
この投稿は約566回表示され、リプライ2件と引用リポスト1件を集めました。
Xでの反応
補足・情報の声
– ゆゆん(@8q1B3knAom61662):「20時まで勤務SNS勉強会はありますね」と訪看・クリニックでも一定の業務時間外活動があると補足(📎 投稿を見る)
– Think(@vita____dolce):戦う畑が違えば「人間の生活+年収UP」になると、別業種への転職を提案する引用リポスト(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 看護職員の労働環境・離職率に関する統計は、日本看護協会「病院看護実態調査」および厚生労働省「医療施設調査」が一次情報となります
- 訪問看護ステーションの労働条件・処遇については、厚生労働省「訪問看護ステーションの基盤強化に関する調査研究」等の検討会資料が参考になります
ポイント
病棟と在宅・外来の働き方の差は、訪問看護ステーションの採用訴求点になる一方、訪看側でも勉強会や緊急対応の負荷をどう設計するかが定着の鍵との指摘があります。
訪問看護ステーションの猛暑対策、便利グッズ情報共有が126いいね
何が起きた?
6月20日早朝、ゆら訪問看護リハビリステーション人事採用公式(@yurarecruit)が、過酷化する夏冬の訪問環境に対応するため、スタッフ間で便利グッズの情報共有をしていると投稿しました。最近のトレンドとして、車のペットボトルホルダーに収まる「クエンチャー型」と呼ばれる大容量水筒を紹介しています。同アカウントは続けて、サンシェードの折り畳み傘タイプも紹介する引用投稿を行いました。訪問看護スタッフの労働環境改善・熱中症対策という、経営・組織運営の話題です。
注目の投稿
ゆら訪問看護リハビリステーション 人事採用公式(@yurarecruit)|訪問看護ステーション運営
この投稿は約665回表示され、126件のいいねを集めました。
Xでの反応
補足・情報の声
– ゆら訪問看護リハビリステーション 人事採用公式(@yurarecruit):車内用日除けで折り畳み傘タイプのサンシェードがトレンドで、作業療法士スタッフも利用していると引用投稿で続報(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 訪問看護従事者の熱中症・労働安全衛生については、厚生労働省「職場における熱中症予防対策」および労働安全衛生法関連の通知が一次情報となります
- 訪問看護ステーションの労務管理・福利厚生に関する事例は、各種団体(全国訪問看護事業協会等)の調査資料を参照できます
ポイント
訪問環境の過酷化に対する備品共有・労務管理は、人材定着と労働災害予防の双方に資する取り組みであり、ステーション規模を問わず参考になる事例といえます。
今日のまとめ
- 大阪府議会の医療的ケア児者支援質疑(94いいね・17リポスト)は、地域差のない相談コーディネーター体制という連携課題を可視化しました
- 訪問看護師の新人教育疲弊(1,010表示)と病棟離脱の働き方投稿(566表示)は、人材育成・採用・定着という経営課題を同時に提起しています
- 猛暑対策グッズの情報共有(126いいね)は、訪問環境の過酷化への現場知の蓄積として参考になる事例です
医療的ケア児者支援の連携体制と、訪問看護スタッフの育成・働き方・労務環境という4つの論点が同日に重なった一日でした。ステーション内での体制共有や多職種連携の見直しの参考としてご活用ください。
関連する質問(よくある疑問)
Q1. 医療的ケア児支援法とはどのような法律ですか?
A1. 医療的ケア児及びその家族に対する支援を社会全体で行うことを基本理念とする法律とされており、2021年に施行されたと指摘されています。各都道府県に医療的ケア児支援センターを設置することなどが定められているとの解説があります。詳細はこども家庭庁・厚生労働省の公式サイトをご確認ください。
Q2. 訪問看護ステーションの新人教育にはどのような支援制度がありますか?
A2. 日本訪問看護財団や全国訪問看護事業協会が新人教育プログラムや指導者研修を提供しているとされています。複数ステーション合同での研修や、プリセプター制度の導入が定着支援に有効との指摘もあります。詳細は厚生労働省医政局看護課および各団体の公式情報をご確認ください。
Q3. 訪問看護ステーションへの転職を検討する際、労働条件の比較ポイントは何ですか?
A3. 夜勤・オンコール体制、訪問件数、勉強会の有無や時間外手当の扱いなどが比較ポイントになると考えられています。求人票上の「年収可能額」はインセンティブを含む上限であることが多いため、下限や固定給を確認することが重要との指摘があります。詳細は厚生労働省医政局公式サイト/各都道府県の労働相談窓口をご確認ください。
※本記事は制度・経営の観点からの情報提供です。医療判断や具体的な治療・ケア方針については、必ず主治医・担当看護師にご相談ください。

