6月29日のXで、訪問看護・在宅医療の経営と現場連携をめぐる話題が複数拡散しました。医師で医療法人グループ代表の中田賢一郎氏が「診療報酬改定で在宅医療がさらに厳しくなりそう」「夜間の24時間対応を強化しないと地域医療が崩れる」と投稿し、約1.2万回表示・約62いいねを集めて医療経営者からの実体験リプライが寄せられました。地方在住者からは「市内の訪問看護1件撤退、もはや1件しかない」との切実な訴えも約50いいねを獲得し、訪問看護資源の地域偏在が改めて議題化されています。さらに、薬局からの時間外加算算定漏れに関する実例投稿も在宅医療連携の経営課題として共感を呼びました。本記事では、制度・経営・在宅ケア連携の観点から4つのトピックを取り上げます。
本日のハイライト
- 在宅医療経営者が診療報酬改定下の24時間対応強化を提言、約1.2万表示・62いいね
- 地方居住者が市内訪問看護ステーション1件のみ残存と訴え、約50いいねの共感
- 末期がん患者対応の時間外加算算定漏れ実例が在宅連携の経営課題として話題化
在宅医経営者が24時間対応強化を提言、診療報酬改定下で約1.2万表示
何が起きた?
6月29日午後、医師でさくらライフグループ代表の中田賢一郎氏がXで、診療報酬改定で在宅医療がさらに厳しくなる見通しを示し、「複数の医療機関を経営してきた経験から、在宅シフトだけでは足りず、夜間の24時間対応を強化しないと地域医療が崩れる」と問題提起しました。投稿は約1.2万回表示・約62いいねを集め、医療法人理事長・薬剤師・在宅介護関係者からの実体験リプライが寄せられました。在宅医療の24時間対応体制(在宅療養支援診療所・機能強化型訪問看護ステーション等)は診療報酬上の評価要件であり、訪問看護ステーションの夜間連携体制とも密接に関わる制度論点です。
注目の投稿
中田賢一郎/さくらライフグループ代表(@n_kata)|医師・在宅医療経営者
この投稿は約1.2万回表示され、約5件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- 医療法人社団O会理事長(@8s2eku9BVycbgPx):「自前で24時間、開業してからずっとです。診療報酬改定でがっつり点数下がりました」と実体験を共有(📎 投稿を見る)
- 青かぷ 薬剤師(@Dsg17VCJET49932):「24時間で対応しています」と自施設対応を報告(📎 投稿を見る)
反対・懸念の声
- One for all all for one(@lwou1feIGu79828):「各分野で法改正と加算がそこまで現場に活きると永遠に思えない」と制度の実効性に疑問(📎 投稿を見る)
補足・情報の声
- kikiki(@suzutan5155):「どの産業もインフレで厳しくなる」「医療は国に守られている方」と俯瞰的指摘(📎 投稿を見る)
- tattoo(@homecare77777):「オンライン診療やDtoPwithNや遠隔診断なんでしょうけどね…患者からも受け入れられませんよね」と代替手段の限界を提示(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 元投稿: https://x.com/n_kata/status/2071520296415203609
- 関連参考: 厚生労働省「在宅医療の現状と課題」資料/中央社会保険医療協議会「在宅医療(その1)」資料
ポイント
在宅医療の24時間対応体制は診療報酬上の評価要件であり、訪問看護ステーションの夜間連携体制と一体で議論されるべき論点との指摘があります。
「市内訪看もう1件」地方の資源減少訴えに約50いいねの共感
何が起きた?
6月29日夕方、地方在住の利用者と思われるユーザーが「市内の訪問看護1件撤退」「資源がどんどん減っていく」「都会で訪問看護が増えてるって聞くけどこっちは減っている」「もはや1件しかないんですけどうちの自治体」とXで嘆息する投稿を行い、約50件のいいね・約2,358回表示を集めました。訪問看護ステーション数は全国的には増加傾向にある一方で、過疎地域・地方都市での偏在や撤退が指摘されており、地域包括ケアシステムにおける供給基盤の課題として再認識されています。
注目の投稿
黒子に徹する まめめだか(@sqysA7fzkwHqDzj)|利用者・家族関係者
この投稿は約2,358回表示され、約1件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- ポラリス(@mignonfraise333):「えー絶対今の訪看さんのところ、頑張ってほしい!」と残る事業所への応援(📎 投稿を見る)
補足・情報の声
- haru(@haruganba2020):「うちの自治体複数有るのに受けてくれない説」「医療過疎に向かってるから都会に住みたくなる」と別角度の偏在を指摘(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 元投稿: https://x.com/sqysA7fzkwHqDzj/status/2071503553173315593
- 関連参考: 厚生労働省「介護給付費等実態統計」訪問看護ステーション数(都道府県別・年次推移)/全国訪問看護事業協会の調査資料
ポイント
訪問看護ステーション数の全国増加傾向と地方の撤退・偏在は併存する現象であり、地域偏在の解消には診療報酬・介護報酬上のインセンティブと連携体制整備が論点になると考えられます。
末期がん患者処方の時間外加算漏れ、薬局・訪看連携の経営課題に
何が起きた?
6月29日夜、薬局勤務のユーザーが「19時30分に末期がんの方への解熱剤処方が来て訪問看護師から電話、薬局戻ったら時間外加算とるの漏れて社長に怒られた」「加算の意識がまだまだ低すぎる」とXで投稿しました。約47件のいいね・約8,447回表示を集め、薬局経営者からのリプライも寄せられています。在宅末期がん患者への薬剤対応は訪問看護ステーション・在宅医・薬局の多職種連携が不可欠で、時間外対応加算等の算定漏れは小規模事業者の経営に直結する論点です。
注目の投稿
pico(@comet_i)|薬剤師
この投稿は約8,447回表示され、約2件のリプライを集めました。
Xでの反応
補足・情報の声
- Yu Ozaki@横浜で面薬局経営(@yu24ozaki):「違反とられなかったから実質プラス!」と前向きな経営者視点を返信(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 元投稿: https://x.com/comet_i/status/2071569628439228586
- 関連参考: 厚生労働省「調剤報酬点数表」時間外加算等の算定要件/中央社会保険医療協議会「在宅医療(その2)」資料
ポイント
在宅末期がん患者の薬剤対応は訪問看護・在宅医・薬局の多職種連携を前提とし、各事業所の加算算定意識の徹底が経営持続性の論点との指摘があります。
訪問看護師の現場知識「点滴中の寝衣交換」共有が約8.3万表示
何が起きた?
6月29日午後、訪問看護師の雪村カム氏がXで「看護学生の頃に学んでちゃんと役に立った看護技術 第1位」として「点滴中の患者さんの寝衣交換」を挙げる投稿を行い、約8.3万回表示・約524いいねを集めました。訪問看護師・病棟看護師・介護職からの共感リプライが多数寄せられ、看護基礎教育で習得する技術の現場有用性をめぐる議論として広がっています。在宅看護師の人材育成・教育論点としても示唆を含む話題です。
注目の投稿
雪村カム|雪国の訪問看護師(@kamu_houkan)|訪問看護師
この投稿は約8.3万回表示され、約11件のリポストを集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- ぴり看護師ママ(@pirii0908):「今でも使う技術ですね!!」と現役活用を共感(📎 投稿を見る)
- ノーチンゲール(@gogo_nurse_nono):「確かにこれは有益!」と賛同(📎 投稿を見る)
- パパナースりょう(@papanurse_3dog):「これは納得の一位!」と評価(📎 投稿を見る)
- いと@訪問ナースマン(@mb_otea):「慣れるまではこんがらがる技術ではありますけど、新人の時は助けられました」と振り返り(📎 投稿を見る)
補足・情報の声
- はるぼぼ|家族介護の不安を減らす(@harubobo_san):「老健で介護士として二人介助でよくやってました。点滴中の更衣すごい気を遣います」と介護現場での実施を共有(📎 投稿を見る)
- しゅう(@sh_6mizu_bon6):「介護現場でも役に立ってる」と他分野の有用性を補足(📎 投稿を見る)
- マルコ(@ktt4160):「間違うと地味にパニックになるやつですね」と現場のリアル(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 元投稿: https://x.com/kamu_houkan/status/2071444887850172823
- 関連参考: 厚生労働省「看護基礎教育検討会」報告書/日本看護協会「新人看護職員研修ガイドライン」
ポイント
看護基礎教育で習得する技術の現場有用性についての共感拡散は、訪問看護ステーションにおける新人教育・人材定着の論点にも示唆を与えると考えられます。
今日のまとめ
- 在宅医経営者の24時間対応強化提言が約1.2万表示を集め、診療報酬改定下の連携課題が浮上
- 地方の訪問看護資源減少訴えが約50いいねの共感を呼び、地域偏在の継続が再確認
- 薬局・訪問看護連携の時間外加算算定漏れが小規模事業者の経営課題として話題化
- 看護基礎教育技術の現場有用性議論が約8.3万表示で広がり、人材育成論点に接続
訪問看護ステーション経営層・在宅ケア連携に関わるケアマネ・在宅医は、24時間対応体制の見直し・地域偏在の連携補完策・多職種連携での加算算定徹底・新人教育の現場有用性確認といった観点で、本日の動向を多職種で共有することが考えられます。
関連する質問(よくある疑問)
Q1. 在宅医療の24時間対応体制にはどのような診療報酬上の評価がありますか?
A1. 在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院は24時間連絡・往診体制が施設基準として求められ、機能強化型訪問看護ステーションも24時間対応体制加算等が設定されているとされています。詳細は厚生労働省「在宅医療の現状」資料や中央社会保険医療協議会の関連資料で公表されています。
Q2. 訪問看護ステーションの地域偏在はどの程度ありますか?
A2. 訪問看護ステーション数は全国的に増加傾向にある一方、過疎地域・地方都市での撤退や偏在が指摘されており、都道府県別・市町村別の整備状況には差があるとされています。厚生労働省「介護給付費等実態統計」や全国訪問看護事業協会の調査資料で確認できると指摘されています。
Q3. 在宅末期がん患者対応で薬局が算定可能な時間外加算の概要を教えてください。
A3. 在宅患者への時間外・休日・深夜対応では、調剤報酬点数表に時間外加算等が設定されており、算定要件は対応時間帯・処方区分により異なるとされています。詳細は厚生労働省医政局公式サイト/各都道府県の担当窓口をご確認ください。
※本記事は制度・経営の観点からの情報提供です。医療判断や具体的な治療・ケア方針については、必ず主治医・担当看護師にご相談ください。

