訪問看護と在宅ケア連携をめぐり、5月4日のXでは家族の「休める日」確保と多サービス過密の負担認識が大きな話題となりました。同日はゴールデンウィーク中の祝日対応、ケアマネ連携での時間割微調整、ターミナル期の信頼関係構築、訪問看護ステーションでのPT・OT・ST配置といった制度・経営・連携の論点が並んでいます。本記事では、ステーション運営と退院調整・多職種連携の視点から4テーマを整理し、一次情報の確認先も併記します。
本日のハイライト
- 訪問看護STに所属する言語聴覚士が「家族の休める日」確保の重要性を投稿、いいね92・リプライ6で共感拡散
- ケアマネからの予定送付と現場時間割の微調整負担を、施設訪問看護スタッフが10数件訪問の実務として共有
- ターミナル期の信頼関係構築をめぐる訪問看護管理者の投稿が、いいね61・リプライ2で看護師から共感
- 訪問看護STは看護職に加え理学療法士・作業療法士・言語聴覚士も配置可能という制度事実が再確認
多職種サービス過密と家族の「休める日」確保
何が起きた?
5月4日夜、訪問看護STに所属する言語聴覚士が、ゴールデンウィーク中も平日と同じ訪問予定を希望される利用者が大半である一方、唯一お休みを希望した利用者の存在をきっかけに、在宅ケアの「人が出入りする生活」が家族の生活リズムに与える負担を投稿しました。月曜訪問看護・火曜デイサービス・水曜訪問入浴・木曜往診・金曜リハビリといった同曜日複数サービス/時間バラバラのスケジュールが、利用者本人だけでなく家族の食事準備・トイレ誘導・掃除・買い物の調整負担を生むという実情を可視化した内容です。投稿はいいね92・リプライ6を集め、訪問看護師・ケアマネ・PTから共感と補足が並びました。
注目の投稿
傾聴するST(@keichouST)|訪問看護ST所属 言語聴覚士
この投稿はいいね92・リポスト4・リプライ6で、訪問看護・在宅ケア連携の現場関係者から共感を集めました。
Xでの反応
賛成・共感の声
- kaigo_rabi(@kaigo_rabi):訪問リハ10年以上の理学療法士の立場から、休みなしは支援者側もきついため、誰も来ない時間も必要だという共感を寄せました。(📎 投稿を見る)
- nonevvo(@nonevvo):在宅介護家族の経験から、サービス前に家事を調整して気を使う家族が多い実情を共有しました。(📎 投稿を見る)
補足・情報の声
- 福祉のリアル(@fukushi_real):ST・社会福祉士・ケアマネの立場から、安心と負担は表裏一体で、日常を邪魔しない配慮が支援設計に必要だという構造的考察を寄せました。(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 厚生労働省「在宅医療の推進について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061944.html
- 訪問看護療養費・居宅介護支援費の制度設計は厚労省医政局・老健局の通知で確認できます
ポイント
多職種・多サービスの密度設計は、利用者本人だけでなく家族の生活持続可能性の観点で見直す論点であり、ケアプラン作成時の「休める日」確保がチームの共通言語になり得ます。
ケアマネ連携の時間割調整—施設メイン訪看の月末多忙
何が起きた?
ケアハウス・サ高住をメインとする訪問看護スタッフが、月末月始の多忙期に「10数件の訪問に加え、自分を含めたスタッフの時間割決めと入力」が時間を要するという実務負担を投稿しました。ケアマネジャーから予定が送られてくるが時間がずれることがあり、こちら側の週間時間割と利用者個別の時間確認、スタッフ都合・利用者都合での時間変更といった微調整に時間が取られ、業務外時間に集中作業を行う中で緊急呼び出しが発生するという現場の連鎖を共有しました。リアクションは少ないものの、施設併設型訪問看護のケアマネ連携運用と業務外時間の発生という制度・経営課題の具体例として共有価値があります。
注目の投稿
ぬーごらい。(@snow39wind)|訪問看護スタッフ(施設メイン)
公開時点でリプライ・引用は本人連投1件のみ確認されています。
出典・一次情報
- 厚生労働省「介護支援専門員(ケアマネジャー)」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000050721.html
- 居宅介護支援事業所と訪問看護ステーションの連携運用に関する通知は厚労省老健局・医政局の公式ページで確認できます
ポイント
ケアマネからの予定送付と訪問看護現場の時間割の整合は、ICT連携・ケアプラン作成時の調整プロトコルと併せて運用効率を測る指標になり得ます。
ターミナル期の訪問看護—信頼関係に基づく在宅看取り
何が起きた?
5月4日夜、訪問看護管理者がターミナル期の利用者宅への訪問を投稿しました。痛みを訴えていた利用者が看護師に「あんたやから痛くない」と語った場面を契機に、苦痛緩和への姿勢と家族との時間を支える役割について共有した内容です。投稿はいいね61・リプライ2を集め、看護師キャリアトレーナーや12年目の看護師から共感の反応が寄せられました。在宅ターミナルケアは訪問看護ターミナルケア療養費・在宅ターミナルケア加算といった制度設計と密接に関わり、家族の意向確認やACP(アドバンス・ケア・プランニング)支援を含む多職種連携の中核業務でもあります。
注目の投稿
あまのママ(@aoitakewaau)|訪問看護管理者
Xでの反応
賛成・共感の声
- yorinurse(@yorinurse_note):看護師16年目・キャリアコンサルタントの立場から、苦痛緩和はラストまで努めたいという共感と応援を寄せました。(📎 投稿を見る)
- nankuru_nurse(@nankuru_nurse):看護師12年目の立場から、利用者からの一言で看護師の存在が安心感につながる実感を共有しました。(📎 投稿を見る)
出典・一次情報
- 厚生労働省「在宅医療・介護連携の推進」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061944.html
- 訪問看護ターミナルケア療養費・在宅ターミナルケア加算の算定要件は中央社会保険医療協議会・厚労省医政局の公式資料で確認できます
ポイント
在宅ターミナルケアは、制度上の加算要件と現場での信頼関係構築の双方が機能して初めて家族の納得感のある看取りに繋がるため、多職種連携での情報共有が運用の鍵となります。
訪問看護STの多職種配置—PT・OT・STもステーションから
何が起きた?
神奈川県鎌倉市の訪問看護ステーションが、訪問看護師は看護師・准看護師・保健師・助産師に加え、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士も配置でき、リハビリも訪問看護STから提供できるという制度事実を発信しました。エンゲージメントは小さいものの、訪問看護STと訪問リハビリ事業所の機能整理を改めて確認する基礎情報として共有価値があります。訪問看護療養費の体系では、PT・OT・STによる訪問は訪問看護として位置付けられ、在宅ケア連携の人員配置を検討する事業者にとって基礎要件です。
注目の投稿
アカラ・ケア訪問看護ステーション(@akala_care)|訪問看護ステーション公式(神奈川県鎌倉市・15名規模)
公開時点でリプライ・引用は確認できていません。
出典・一次情報
- 厚生労働省「訪問看護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000063477.html
- 訪問看護STにおけるPT・OT・ST配置の人員基準・算定区分は中医協資料・診療報酬点数表で確認できます
ポイント
訪問看護STと訪問リハビリ事業所の役割整理は、利用者の状態像とケアプランに応じた職種配置の判断材料として再確認しておきたい基礎要件です。
今日のまとめ
- ゴールデンウィーク中の訪問看護現場では、多職種サービス過密と家族の「休める日」確保が92いいねの注目論点となりました
- ケアマネ連携の時間割微調整負担と施設メイン訪看の業務外時間発生は、ICT連携と運用プロトコルの見直しに直結する制度・経営課題です
- ターミナル期の信頼関係構築と多職種配置の制度事実は、ステーション経営と多職種連携の基礎情報として現場で再共有が推奨されます
ステーション経営者・管理者・ケアマネのそれぞれが、ケアプラン設計と連携プロトコルの観点で本日の論点を持ち帰れる1日となりました。一次情報は厚生労働省医政局・中央社会保険医療協議会の公式資料を継続的に確認することが推奨されます。
関連する質問(よくある疑問)
Q1. 訪問看護ステーションが算定する機能強化型の要件はどう確認できますか?
A1. 機能強化型訪問看護管理療養費(1〜3)は診療報酬の訪問看護管理療養費に紐づき、24時間対応体制・看護職員数・重症児等の利用者数・ターミナルケア実績・特掲疾病等の利用者割合などが組み合わされているとされています。2024年度改定では、区分1で常勤換算7名以上(うち常勤6名)、看護職員比率60%以上等の人員要件が示されたと報じられています。要件は診療報酬改定で見直されるとされており、最新の中医協答申・厚労省医政局通知の確認が必要との指摘があります。詳細は厚生労働省医政局公式サイト/各都道府県の担当窓口をご確認ください。
Q2. 訪問看護でPT・OT・STが訪問する場合、訪問看護療養費はどう扱われますか?
A2. 訪問看護STからのPT・OT・STによる訪問は、訪問看護として位置付けられ、訪問看護療養費の体系で算定されるとされています。介護保険・医療保険の区分や、看護師訪問との回数バランスなど算定上の留意点が複数あるとされており、利用者の状態像とケアプランに応じた設計が必要との指摘があります。詳細は厚生労働省医政局公式サイト/各都道府県の担当窓口をご確認ください。
Q3. 訪問看護STとケアマネの連携で時間割調整の負担を軽減する仕組みはありますか?
A3. 居宅介護支援事業所と訪問看護STの連携では、サービス担当者会議・モニタリング訪問・ICT共有ツール(ケアプランデータ連携・連絡ノート等)の活用が挙げられるとされています。スケジュール調整プロトコルの標準化や、緊急時の連絡経路の事前合意は運用負担の軽減に寄与するとの指摘があります。詳細は厚生労働省医政局公式サイト/各都道府県の担当窓口をご確認ください。
※本記事は制度・経営の観点からの情報提供です。医療判断や具体的な治療・ケア方針については、必ず主治医・担当看護師にご相談ください。

